名城大学では、将来教師を目指す学生たちのために、実践的な教育方法と教師としての心構えを学ぶ特別授業を開催しました。この授業には、熱意あふれる高校教諭、石田秀憲先生を講師として迎え、教育実習の心得から高校での英語指導に至るまで、多岐にわたるテーマを深く掘り下げました。
教育実習の心得
授業は、実際の実習生向け案内資料を基に進められ、石田先生は実習を成功させるためには謙虚な姿勢で臨むことがいかに重要かを強調しました。
高校の英語指導の現状
「学力観のパラダイムシフト」をテーマに、英語の知識や技能だけでなく、思考力や判断力、表現力の重要性に光を当てました。さらに、現代の大学入試が英語力だけではなく、社会背景的な知識やデータを解釈する力を要求することも指摘しました。
英語授業の実践例
英語授業では、時間制限を設けたゲーム形式を用いた単語、スペル、文法、英作文の練習法が紹介されました。この手法は、学生の正確性と流暢性を同時に高めます。また、リーディング教科書を用いたオーラル?イントロダクションでは、多岐に渡る内容について深い理解と確かな知識の必要性が示されました。
まとめ
石田先生は、英語教育だけでなく、歴史、通訳、観光など幅広い分野での学習を継続しており、教師としての知識とスキルを常にアップデートしています。この学び続ける姿勢は、参加した学生たちに大きな刺激を与えました。最後に学生の感想を載せておきます。
石田先生の授業の中で1番印象に残ったのは、授業の導入部分の重要性や本題との繋げ方です。導入部分は生徒の関心を引く大切な部分であり、生徒が積極的に授業に参加するか否かが、教員の腕に委ねられるものだと思いました。私は石田先生が仰っていた、"何でも教材になりうる。自分の経験も教材になる"という言葉に刺激を貰ったので、在学中に興味を持ったことは何でも自ら果敢に挑戦していこうと思います。そして、授業で生徒の注目を集められるような、沢山の引き出しを持った教員になりたいと思います。
(2年次 宮田優香)
この特別授業は、教育者を目指す学生たちにとって、教師としての広い視野と深い知見を身に付ける絶好の機会となりました。名城大学は、実践に基づいた教育機会を提供し、次世代の教育界をリードする人材の育成に努めています。
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