名城大学外国語学部では、地域の小学校、中学校、および大学附属高等学校と連携し、『インターンシップ(学校)』という独自のプログラムを実施しています。このプログラムは、学生が教育現場での体験を通じて実践的な指導力を養うことを目的としています。
『インターンシップ(学校)』の目的
『インターンシップ(学校)』は、2018年度に設立された科目であり、学生が継続的に教育現場で体験的な活動を行うことを目指しています。このプログラムにより、学生は学校現場を深く理解し、既存の教育実習と相乗効果を持つ実践的な指導力を身に付けることができます。
このプログラムの目的は、学生が教育現場での経験を積み、児童生徒と関わることで、教育実践を深め、教師になるための資質を向上させることです。毎年2~3名の学生がこの科目を履修しており、その多くが中学校や高等学校の英語教員として活躍しています。
2024年度の事例紹介
矢田小学校でのインターンシップ
矢田小学校でインターンをしている袴田芹菜さんは、英語の授業だけでなく、算数、理科、生活科などの授業にも参加しています。英語の授業では、授業観察や机間指導、ペアワークのサポートを通じて実践的な体験を積んでいます。他の教科、特に理科の授業ではモンシロチョウの成長過程を学ぶ単元での観察を行い、グループワークの運営についても学びました。袴田さんは、小学校の教科横断的な性質に対する理解を深め、教育の現場で必要とされる幅広いスキルを習得しています。
名城大学附属高等学校でのインターンシップ
名城大学附属高等学校でインターンをしている宮田優香さんは、英語の授業に参加したり、提出物の確認、教材作成、試験監督の補助を行ったりしています。またある授業では英語検定の面接練習の試験官役も務めました。特別活動として「名城オリンピック」と呼ばれる体育祭にも参加し、教育活動以外の学校行事にも積極的に関わりました。この経験を通じて、宮田さんは教師になりたいという思いを再認識し、将来のキャリアについて深く考える機会を得ました。
教員採用試験の前倒しとインターンシップの重要性
2024年度の教員採用試験は、例年より一月前倒しされて6月15日に実施されました。さらに、2025年度は5月11日に前倒しされる予定です。この前倒しにより、学生は教育実習よりも先に教員採用試験を受ける必要があります。そのため、3年次の早い段階で学校現場を体験できる『インターンシップ(学校)』の重要性が一層高まっています。
名城大学外国語学部ではこれからの英語教員を輩出します。
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