WHAT WE LEARNED #01
岐阜県の歴史ある活動、
加子母木匠塾に参加。
グループ全員で参加している加子母木匠塾は、中津川市にある加子母の実行委員によって主催され、複数の大学から人が集まる活動です。2018年度の学生総参加数は300名にも及び、夏休みの期間を利用して加子母に滞在します。町の制作依頼に対して、メンバーで協力しながら設計から竣工までを担っており、地域住民の専門の方に伝統技法を学んだり、歴代参加してきた学生によって技術が伝承されています。
WHAT WE LEARNED #02
本格的な伝統工法を学び
濃密なコミュニティ作り。
2018年に名城大学が制作を担当したのは、道の駅の「マウンテンバイク倉庫」作り。地元の工務店等によるサポートがあるものの、学生主導で制作を遂行します。技術面での充実した体験だけでなく、月に一回、各大学の代表が集まって状況報告をする月例会があったりと、ここにしかない大学同士の強いつながりが生まれます。一体感のある取り組みの中で、広くコミュニティを築くことができるのです。
WHAT WE LEARNED #03
一貫した制作フローを
学生で担う難しさと充実感。
一貫した制作の全てを学生で担うので、幅広く経験ができるのも特徴です。学生で担うのは、工程管理から、図面を引くような設計、材の発注、木材の加工、現地での組み立てなど。泊まり込みでの制作作業は苦労がありながらも、竣工までの道のりには充実感が詰まっています。釘を使わない建築の手法を使ったり緻密な計算の中で作業をするので、数ミリのズレで作業が滞るといったトラブルも付き物です。