プロジェクトリーダー
理工学部 4年 橋本 真由さん
PROJECT START
先輩から引き継いだプロジェクトのステップアップを目指し。
このプロジェクトは2017年度からスタートしています。地元有松の歴史を感じる町並みに誇りを持ち、何かできないかと興味のあった私も参加していました。前年ではメンバーとして自分のできる事を模索し行動していましたが、今回はプロジェクトをけん引する役割のリーダーという立場になったため、大きなプレッシャーがありました。
先輩方が築き上げたこの活動を継承しつつ、私たちだからできる新しいアイディアで「竹あかり」プロジェクトをステップアップすることを目標に掲げスタートしました。
WHAT WE LEARNED #01
有松に深く関わりながら
学び、つながりを広げる。
有松に「ミチアカリ」というイベントがあります。これは、有松の風情ある町並みを竹の灯りで飾るというもの。2018年で3回目の開催となりましたが、名城大学は初年度から竹灯りの制作を担当していました。年々、担当する竹の本数が増えており、2018年は200本近くの竹に細工を加えて作品を制作。イベント専属の演出家の方のもとで、竹の伐採からデザイン検討、穴あけ作業、組み立てを行いました。
WHAT WE LEARNED #02
伝統や空気を感じて
有松に対する理解を深める。
ミチアカリに向けて有松への理解を深めるべく、毎年開催される「有松しぼり祭り」のしぼり体験にボランティアとして参加しました。来客者への手ぬぐいやハンカチのしぼり体験です。最後は懇親会にも参加し、地域住民の方や他大学の学生ボランティアとの交流も。有松の人や伝統に触れ、2018年のミチアカリのテーマである「つながろう、楽しもう、続けよう」のイメージを広げることができました。
WHAT WE LEARNED #03
竹を加工し、みんなで
ひとつの作品を作る喜び。
準備が始まると、平日は大学でひたすら竹200本の穴あけ作業をして、週末は有松での竹灯り制作の手伝いというハードスケジュールに。有松だけでなく伊勢での展示も決まっていたので、「有松しぼり」と「伊勢しぼり」の特徴をデザインとして取り入れたりと、こだわりを細部まで取り入れることができました。ミチアカリの後に、他にも3箇所で展示する機会をいただき、再び作品たちに光が灯されました。
プロジェクトリーダー
理工学部 4年 橋本 真由さん
PROJECT SUMMARY
継続するプロジェクトへ。
活動当初の目的であったプロジェクトのステップアップという面では、イベントの規模、参加人数などからみて合格点が取れたと思っています。前年から関わっているメンバーと、新加入メンバーが分けへだてなく意見を出し合い、みんなが納得のいくものを創り上げようといった仕組みが功を奏したと思います。私自身、メンバーの協力があったことで勇気を持ちプロジェクトを牽引できたのだと思います。
また、続けていく事の大切さをメンバーだけでなく、地域の皆様も感じて頂けているのは、来年度のモチベーションに繋がっています。ステップアップを図り、今後も引き続き行っていきたいです。