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理工学研究科飯島澄男教授に文化勲章

  • 授賞式記念式典
    前列左端が飯島教授 ※写真提供:読売新聞社


 大学院理工学研究科の飯島澄男教授が平成21年度の文化勲章を受章しました。飯島教授は高度な電子顕微鏡の技術を駆使し、原子の直接観察などに成功するとともに、有望な炭素新素材であるカーボンナノチューブを発見し、世界からノーベル賞に最も近い科学者として注目されている一人です。文化勲章は飯島教授の卓越した研究業績を政府が称えたものであり、本学にとっても大変名誉なことであるとともに、中部地区私立大学の研究者たちにとっても大きな励みとなる朗報です。

  • 研究会のため滞在していた沖縄県で記者会見に臨む飯島教授
  • 研究会のため滞在していた沖縄県で記者会見に臨む飯島教授

 飯島教授は埼玉県出身で70歳。電気通信大学卒、東北大学大学院理学研究科博士課程を修了。1991年にカーボンナノチューブを発見し、98年から名城大学理工学部教授に就任、現在は理工学研究科教授。また、NEC特別主席研究員、産業技術総合研究所ナノチューブ応用研究センター長、名古屋大学特別招へい教授も務めています。ベンジャミン?フランクリン賞、バルザン賞、カブリ賞、アストゥリアス皇太子(スペイン)賞など数多くの海外の賞、日本学士院賞?恩賜賞、文化功労顕彰、藤原賞など国内での受賞歴も多彩です。今年度もノルウェー科学人文アカデミーの外国人会員、清華大学名誉教授に選ばれています。

 文化勲章の親授式は11月3日に皇居で行われ、天皇陛下の拝謁を受けました。

本記事は2009年12月発行の「名城大学通信第38号」を一部抜粋したものです。
役職等はその当時のものとなっております。予めご了承ください。

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